夫婦ふたりのなごやか暮らし

archive: 2020年03月  1/1

お昼ごはんこそ探検のチャンス!

「電車に乗って昼ごはんを食べには行きませんよ、ふつう」同僚があきれたような顔をしてそう言った。 そうなのかなあ?夕食は家でとるわたしにとっては、昼ごはんこそが探検の チャンスだ。大きな駅の近くなら、地図帳に詳細図がある。そうでない場合は、住宅地図があればビルの名前など、かなり 細かいところまでわかる。 わたしは職場を中心に、ひと駅区間内の住宅地図を手に入れて、 暇なときにインターネットで調べたお...

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お弁当版「わらしべ長者」<後篇>

「このおむすびってご主人が作っていたんだ」「タルトさんのご主人って料理できるの?」「お仕事は何なの?」 (これまでの話はこちら)夫が妻の弁当を作っているのがよほど珍しいのか、あれこれ きいてくる。何から説明したらよいか、妻が口ごもっていると、女達の話題は いつのまにか、自分の夫に移っていった。「うちの夫が作ったのなんて食べれないわ」「そうよねえ。トイレから出て来て、手も洗わないのよ」「うわー、それ...

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お弁当版「わらしべ長者」<前篇>

その頃の妻は、帰宅すると毎日、同僚の弁当のおかずについて 話をしていた。「今日はヤマダさんに、ししゃものフライをもらっちゃった」「イマムラさんちの卵焼きって甘いのよ」妻は仕事が忙しく、昼休みも外に行けなかった。そこで、毎日おむすびを持たせることにしたが、僕も忙しく、 それしか作ってやれない。「おかずは、朝、駅の近くで買えるから気にしないで」と妻が 言っていたのを幸い、おむすびだけを毎朝作っておいた...

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我が家の「Xの悲劇」

夜型の夫と朝型のわたしは生活時間帯が違うので、寝る時間も ずれる。先に休むのはわたしの方だが、どうやらかなりふとんを 占有した状態で寝ているらしい。しかし、わたしは眠りが浅い。 夜中にちょっとした物音で目を覚ますことがあり、本でも読んで ふとんに戻ろうとすると、夫の寝相に驚くことがある。 ある日の寝姿はX。両手を万歳するように伸ばして、足も広げているので、どこから ふとんに入っていいのかわから...

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妻が考えた、僕のための料理

No image

「あら、長葱(ねぎ)は嫌いなんじゃないの?」 外出先で牛鍋を食べていたとき、妻が驚いて言った。その通りだ。 いや、嫌いなんてものじゃない。 食べると胃腸の具合が悪くなり、吐き気を催すことさえある。 体に合わないのだ。ところが、その僕が長葱をおいしそうに食べているのだから、 妻が驚くのも当然だ。「こういうふうに、くたくたになっていれば好きなんだ。 汁が浸(し)みていておいしいね」  * * *...

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覚えられるパスワードがもうない!

学生時代、算数や数学がとても苦手だった。数字が覚えられないからだ。そろばんも習っていたし、計算そのものは、今なら電卓を使えば いいのでそう困らない。日常的に困っているのは、電話番号や暗証番号が覚えられない ことだ。どのくらい重症かというと、すでに8年使っている自宅の電話番号が 覚えられない。お店で、何かの手続きをしようとすると、こうなる。「お客様、こちらにご自宅のお電話番号をご記入いただけます で...

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ごみ出しと男の面子

「ヤマグチさんのご主人って、ごみを出してくれないんだって」夕飯の席に着いたとき、妻が藪から棒に言いだした。ヤマグチさんって誰?なぜ、ごみの話なの?頭が混乱したまま、何も言わずにいると、妻が畳かけてきた。 「ねえ、聞いてる? ごみを出してくれないのよ!」 「ちょっと待ってくれ。何の話?」 「ヤマグチさんと一緒にお昼ご飯を食べていたら、ご主人が、 朝、出勤するときにごみ袋を置き場まで持って行ってくれな...

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「健康に良い」も、人それぞれ

「はちみつは非加熱がいいのよ!」健康食に熱心な知り合いに勧められて、わたしは困ってしまった。はちみつが大好きなのだけれど、合わないはちみつがあるからだ。はちみつと一口に言っても、本当は蜂の種類や産地、蜜を集める 花によって味が変わる。今のところ、日本と台湾、中国のはちみつは美味しく食べられる ようだ。しかし、オーストラリアのはちみつには合わないものがあるようで、 そのままかけて食べるとわたしはおな...

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家のそうじはふたりで仲良く

今日は久し振りに掃除をした。 この2、3日、床に埃(ほこり)が飛んでいたが、忙しいのを 言い訳に、見ない振りを決め込んでいた。だが、布団の周りを綿埃が舞っているようでは、掃除をしない わけにもいかない。 妻に促されて重い腰を上げた。我が家は、ふたりで掃除をする。 一方が忙しいと一人ですることもあるが、二人でするのを原則に している。 一人でするより効率的だし、ずっときれいになるからだ。 僕達は...

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