台所に出るアライグマ

夫はとてもまめな性格だ。

兼業主夫と言ってもいいくらいに、家事もよくする。


友だちと話していると、 「いいわねえ、なんでもしてくれるだんなさんで。うちなんて…」 と必ず言われる。

その通りだと思う。


使い終わったマグカップやお皿だって、さっと流しにもっていって 洗うし、わたしが夜遅く水を飲むのに使ったグラスも、朝には きちんとコップ立てに並んでいる。

すばらしい。


お皿


難点は、細かすぎること。

「これは何? 何に使った皿?」

おやつの後片付けくらいならいいのだが、夕食の皿洗いをしてくれる ときなどは、質問の嵐になる。


「これは何?」

「お漬物に使ったお皿」

「よし。これは何に使った?」

「なすの煮物」

「わかった。この皿はなんだ?」

「焼き豚をのせたお皿」

「油ものだな! よーし」


という具合に、気合が入る。


うちは炒め物や揚げ物料理をしないので、油ものはかなり少ない。

もちろんわたしは、油ものとそうでない皿を重ねたりしない。

油っこいものといえば、買ってきたお惣菜や、おつまみのチーズか というくらいでも、夫は警戒をゆるめない。


油もののお皿はせっけんをよく泡立てて洗い、お肉やお魚に使った 鍋類は、最後に熱湯をかけて油分をすっきり落とす。

家庭科の教科書にでも出てきそうな手順だ。


ひとつだけ聞きたいのは、

「それ、あなたもさっきまで食卓で使っていたお皿なのに、 なんでわたしに聞くの?」

ということ。


油ものかどうかという点が問題なら、たいてい見ればわかると 思うんだけど、わたしがおおざっぱすぎるのか?


「皿アライグマが出たぞ」と思いながら、毎回やり過ごしている。


タルト 記


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